ウクライナ侵攻後の食料高騰「前例のない危機」 WFPトップが警鐘

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ニューヨーク=藤原学思
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 ロシアによるウクライナ侵攻後、世界の食料危機が深刻化していることを受けて、国連安全保障理事会は19日、会合を開いた。世界食糧計画(WFP)のビーズリー事務局長は現在の状況を「前例のない危機」と呼び、特に食料の価格を安定させるよう訴えた。

 WFPは2020年、ノーベル平和賞を受賞している。ビーズリー氏は会合で受賞について「食料の確保が世界の平和と安定に不可欠だというメッセージだった」と指摘。「いま私たちが目にしているのは、貧しい人びとに食料を供給し、困っている人びとを助けるという価値観の、異常なまでの破壊だ」と嘆いた。

 また、食料価格の上昇は政情不安や暴動を招くと説明。輸出拠点であるウクライナの港を開く必要性を説き、世界の指導者に「市場を安定させるためにあらゆる手段を講じるべきだ」と呼びかけた。

 食料危機については米国が1…

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