新幹線札幌延伸に向け立て直し加速へ JR北海道が久々のトップ交代

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新田哲史
JR北海道のトップが8年ぶりに交代へ=HTB提供
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 JR北海道の社長が8年ぶりに交代する。新社長には綿貫泰之副社長(60)が昇格し、島田修社長(64)は代表権がある会長に就く。島田氏は不祥事後の社内立て直しや赤字路線廃止を担った。新体制ではコロナ禍からの利用回復や2030年度の北海道新幹線札幌延伸に向けた経営改善を目指すことになる。

 JR北の全株式は「鉄道・運輸機構」が保有し、代表取締役の選任は国の認可が必要。今回の人事案は20日に閣議了解された。6月17日の株主総会と取締役会を経て正式決定する。

 社長に就く綿貫氏は旭川東高、北海道大経済学部出身で、1985年旧国鉄に入社。函館支社長、常務取締役総合企画本部長などを経て20年6月から副社長。札幌駅周辺の再開発事業などを担った。斉藤鉄夫国土交通相は20日の閣議後会見で、「様々な分野で経営基盤の強化を図ってきた綿貫氏の経験や知識が、JR北の鉄道事業再生に必要不可欠と判断した」と語った。

 JR北では11~13年、脱…

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