日本医師会長選、中川会長が不出馬の意向 松本常任理事が有力候補に

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 日本医師会(日医)の中川俊男会長が6月に予定される会長選に立候補しない意向を周囲に伝えたことがわかった。日医関係者が20日、明らかにした。近く記者会見を開いて説明する見通し。一方、松本吉郎常任理事が24日に立候補を表明する予定で、次期会長の有力候補との見方が広がっている。

 中川氏は北海道出身の脳外科医。前回2020年6月の会長選で、5期目を目指した横倉義武氏を破って初当選。新型コロナ対策の一翼を担った。続投に向かう中川氏に対し、日医内には、運営方法や診療報酬改定での対応をめぐって不満が広がっていた。今週に入って周辺からも出馬を断念するよう進言されたという。

 松本氏は、前回会長選で敗れた横倉氏の陣営の一員だった。各地の医師会の支持を広げているとされ、「大票田の都市部の医師会はほとんどが松本支持。仮に選挙になっても勝てる」(日医関係者)との観測もある。