「罪を悔いているか」射殺された住民の妻、ロシア兵に 戦争犯罪裁判

有料会員記事ウクライナ情勢

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 ウクライナ侵攻中に民間人男性を殺害したとして、戦争犯罪として初めて起訴されているロシア兵の裁判で、男性の妻が19日出廷し、ロシア兵への質問に立った。「犯した罪を悔いているか」「夫があなたに何をしたのか」。妻がロシア兵に質問を重ねる様子を、英BBCなどが報じた。

 BBCなどによると、被告はロシア西部モスクワ州の戦車隊の指揮官だったワジム・シシマリン軍曹(21)。2月28日、ウクライナ北東部スーミ州の村の路上で、住民のオレクサンドル・シェリポフさん(62)を射殺したとして裁判にかけられている。

 出廷したシェリポフさんの妻カテリーナさんは被告に対し、「自分の罪を悔いていますか?」と問いかけた。被告は「はい、罪を認めます。私がしたこと全てを謝罪します」と答えた。「あなたが私を許せないだろうということもわかっています」とも付け加えた。

 カテリーナさんは質問を続け…

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    長野智子
    (キャスター・ジャーナリスト)
    2022年5月24日13時40分 投稿

    【視点】「人々を苦しみや虐殺から救う」という大統領の言葉を信じて戦争犯罪を犯した21歳の青年に、「どうしてあなたたちはここにやってきたのか。誰から私たちを守るためなのか。あなたが殺した私の夫から私を守ったのか」と訴える遺族。このやりとりがウクライナ