プール4000杯分の田んぼダム 雨水ため水害減らせ、農家に協力金

有料会員記事

野上隆生
[PR]

 佐賀県は19日、近年頻発する豪雨による浸水対策の一環として、県内各地の水田に田んぼダムを導入すると発表した。佐賀市武雄市神埼市、吉野ケ里町など9市町の水田(総面積1200ヘクタール)でスタートし、さらに広げたい考えだ。田んぼの水位を最高で10センチ上げることを想定しており、小学校の25メートルプール4千杯分の雨水を一時的にためることができるという。3年をめどに効果を見る。

 田んぼダムは、水田に降った雨水を一時的にためて、水田にダム機能を持たせる仕組み。排水口にV字形の切り込みを入れたせき板を取り付けて、水田の水が水路に排出されるタイミングを遅らせ、その量も抑制することで、ピーク時の河川の水位を下げる効果が期待できる。

 県は事前に、農家に頼んで水…

この記事は有料会員記事です。残り719文字有料会員になると続きをお読みいただけます。