スーチョワンバーラルの赤ちゃん初公開 横浜・金沢動物園

阿部育子
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 【神奈川】金沢動物園(横浜市金沢区)で4月に生まれたスーチョワンバーラルのオスの赤ちゃんが20日、初めて来園者に公開された。担当者によると、赤ちゃんは当初は緊張した様子だったが、次第に展示場内を元気に動き回っていたという。

 金沢動物園によると、スーチョワンバーラルはウシ科の草食動物だ。オスは成長すると長さ60~80センチほどの角を持つ。主に中国中央部、四川省の3千メートル以上の山岳地帯に生息しており、日本国内で飼育しているのは、16頭を飼育する同園を含め、2カ所のみという。

 4月28日に誕生した赤ちゃんは英語で力強さを表す「ヴァーヴ」と名付けられた。担当飼育係の碇捺名(いかりなな)さん(27)は「立派な角を持ち、たくましく育ってほしいという思いをこめた」。

 ヴァーヴは仲間との交流など環境に慣らす「練習」を経て、20日午前に初めて来園者の前に出た。同園では、スーチョワンバーラルをオスとメスのグループに分け、毎日交代で公開している。ヴァーヴは母親と同じメスのグループで、当日の体調や天候で公開するかどうかを決める。(阿部育子)