バイデン米大統領、半導体供給網で韓国重視 サムスン電子工場を視察

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園田耕司、鈴木拓也=ソウル、榊原謙
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 バイデン米大統領が20日、韓国を訪問した。21日に韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領との首脳会談に臨む。就任後初めてのアジア外遊で、22~24日には日本を訪問。岸田文雄首相との首脳会談や日米豪印(クアッド)首脳会合に参加する予定だ。

 バイデン氏は20日夕、ソウル近郊の京畿道平沢にあるサムスン電子半導体工場を、尹氏とともに視察した。敷地面積はサッカー場約400個分に匹敵する289万平方メートルあり、次世代メモリーなどを生産する。バイデン氏は「この工場は米韓両国が築く未来の協力と技術革新を象徴している」と指摘。世界的な半導体不足やロシアのウクライナ侵攻をうけ、半導体のサプライチェーン(供給網)を強化する重要性は増していると強調した。「我々の経済や安全保障は、価値観の異なる国に依存しない」とも述べ、同じ民主主義の価値観をもつ同盟国・友好国同士で協力する重要性を指摘した。

 世界の半導体の受託生産は首位の台湾が66%のシェアを占める。ただ、中国と緊張関係にある台湾に半導体生産が集中しすぎているリスクもあり、2位の韓国の重要性は高まっている。バイデン氏が韓国に到着した足でサムスン電子の工場を訪ねたのも、世界的な半導体のサプライチェーンにおける韓国や同社を重視しているからだ。

 バイデン氏は昨年、半導体な…

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