ロシアのショイグ国防相は20日、フィンランドとスウェーデンが北大西洋条約機構(NATO)に加盟申請したことなどへの対抗措置として、フィンランド国境などと接する西部軍管区に、年末までに12の部隊を増強する方針を明らかにした。
ショイグ氏は国防省の会議で「ロシア国境付近に米国の戦略爆撃機や艦船が活動するなど、米国とNATOが軍事活動を強化している」と指摘。「最も近い隣国のフィンランドとスウェーデンがNATO加盟を申請するなど、西部で緊張が高まり続けている」として対抗策が必要だと訴えた。
一方、フィンランドのガス会社ガスムは20日、隣国ロシアからのガス供給が21日朝から停止されると明らかにした。20日、輸入先のロシアの国営ガス企業ガスプロムから通告を受けたという。
フィンランド紙によると、ガ…
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