綾羽高校教員が校外で学習塾経営 懲戒処分

林利香
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 私立綾羽高校(滋賀県草津市)の30代男性教員が校外で学習塾を運営し、副業を禁じる就業規則違反で3月に減給処分を受けていたことが同校への取材で分かった。塾には同校の生徒ら5人が月謝を払って通っていた。教員は3月末に退職した。

 同校によると、男性教員は常勤講師で弓道部の顧問だった。部員の保護者から「部活で勉強の時間がとれず、勉強を教えてほしい」という要請を受け、昨年9月ごろに守山市内で塾を開いた。部員3人を含む同校の3年生4人と他校の生徒1人が通っていたという。月謝は生徒ごとに違い、3万円以上の場合もあったという。塾は閉鎖された。

 同校は昨年11月、教員や生徒、保護者から聞き取りをして事実確認した。取材に対し、佐々康浩校長は「本来学校で行うべき学習指導を有償で、しかも一部の生徒だけに教えていたことは問題であった」と話した。3月の処分になったことについては、「進学を控えている時期で慎重に対応した」としている。(林利香)