中国の就活生「内定ゼロ」 ゼロコロナ政策で深刻化

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北京=西山明宏
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 ロックダウン都市封鎖)など厳しい「ゼロコロナ政策」が続く中国で、夏の卒業シーズンを前に就職先が決まっていない学生が相次いでいる。中国政府は若者を中心に失業率の低下を重要な政策目標として掲げるが、問題は深刻化している。

 「オファーはゼロ。頭がおかしくなるぐらい探したけど、見つからない」。こう嘆くのは、杭州師範大学でコンピューターを専門に学ぶ大学4年の女性(22)。3月だけで50社ほど応募書類を出し、面接にこぎつけた会社もあった。だが内定はもらえないままだ。

 就職活動は基本的にオンライン。中国の学生は校内の寮に住むことが多く、コロナ禍の感染対策を理由に大学が封鎖され、出入りが難しいためだ。中国では企業でのインターン経験が就活での重要な要素の一つとなるが、女性は大学3年の時にコロナ禍を理由に校外での実習が許されず、就活で不利になったと悔やむ。

 さらに杭州はネット通販大手…

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