ロシア、マリウポリ完全制圧と主張 「製鉄所から2439人が投降」

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 ロシア国防省は20日、ウクライナ南東部の都市マリウポリを完全に制圧したと主張した。ロシアのインタファクス通信が伝えた。国防省のコナシェンコフ報道官がこの日、同省のSNSに投稿したビデオメッセージで、マリウポリと、ウクライナ兵の抵抗の拠点となっていた製鉄所「アゾフスターリ」の「完全な解放」について、ショイグ国防相からプーチン大統領に報告があったと明らかにした。

 2カ月半以上にわたり、2万人以上が亡くなったともいわれる人口40万人都市の包囲戦が一つの局面を迎えた形だ。ただ、アゾフスターリを拠点としてきたウクライナ内務省軍の部隊「アゾフ連隊」の複数の幹部からは、製鉄所内に残ることなどを示唆する発言がウクライナメディアの報道やSNSで出ており、まだ一部が内部に残っている可能性もある。

 ロシア国防省によると、アゾフスターリからはこの日、ウクライナ兵士の最後のグループ531人が「投降」したという。ロシア国防省は「投降」したウクライナ兵士の合計人数が2439人になったとも発表。抵抗の拠点となっていた地下施設も含め、アゾフスターリは完全にロシア軍の支配下に入ったとしている。

 ロシア国防省は20日夜、アゾフスターリから退避する最後のウクライナ兵のグループだとする映像をSNSで公開した。また、ロシア側がアゾフ連隊の指揮官を、特別な装甲車両でアゾフスターリから連れ出したとも主張した。

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