バイデン政権がいらだつ日韓の連携不足 防衛協力、ちぐはぐさ露呈

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園田耕司、鈴木拓也=ソウル、野平悠一
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 アジア歴訪中のバイデン米大統領は21日、韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領と首脳会談を行う。バイデン政権は、厳しさを増す東アジアの安全保障の環境を踏まえ、同盟国・友好国との連携を最重視する。歴史問題などをめぐり「戦後最悪」と言われるまでに冷え込んだ日韓関係をいかに改善させていくのかが課題だ。

 バイデン政権は東アジアやインド太平洋地域で中国と対峙(たいじ)するうえで、日韓両国との安全保障協力が最も重要だと考えている。日韓の関係悪化が続く状況に、ワシントンは「日米韓安保体制の弱体化をさらけ出している」(元国務省高官)といらだちを隠せない。

 バイデン政権が2月に発表したインド太平洋戦略で、とくに関係強化を促す必要のある相手として日韓両国の名前に具体的に言及したのは、こうした事情がある。

■日韓のミサイル分析、情報共…

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