中日・根尾が1軍初登板で1回無失点 立浪監督「また投げるかも」

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 プロ野球中日ドラゴンズの高卒4年目、外野手登録の根尾昂が21日の広島戦で、初めて1軍のマウンドに立った。1―10の八回から6番手で登板し、打者4人に15球を投げて1安打無失点で切り抜けた。

 根尾は8日、甲子園であった阪神との2軍戦でも登板していた。

 広島戦では八回、先頭の坂倉将吾に対し、セットポジションから投じた初球が外角高めに外れたが、150キロをマーク。2球目の147キロの直球を右前安打された。

 続いて対戦したのは兵庫・報徳学園高卒の小園海斗。根尾が大阪桐蔭高時代、ともに好遊撃手(根尾は投手兼務)として注目され、ドラフト1位でプロ入りした同学年だ。

 根尾はボール先行となったものの、4球目の147キロ直球で右飛に打ち取った。後続の打者2人に対してはスライダーも織り交ぜ、中飛と二ゴロに打ち取った。

 根尾は試合後、「どんどんストライクを取っていこうと思いました。素直に抑えられてうれしいです」と初登板を振り返った。中学時代にも対戦したという小園は「楽しかった。また対戦できたらいいけど最初で最後かなと思っている」と話した。

 中日の立浪和義監督は前日に5投手を起用したことに触れつつ、「昨日も投手が投げていて、最後、どうしても1人足りなかったので今日は投げさせました」と根尾を登板させた理由を説明した。

 「真っすぐとスライダーだけなので、真っすぐを狙われてヒットも打たれましたけど、簡単には四球を出さなかった。またこういう展開で投げることはあるかもしれない」と話した。試合は1―10のまま中日が敗れた。

 根尾は、大阪桐蔭高で投打の主力として2年春から4季連続で甲子園に出場し、3年生だった2018年は春夏連覇に貢献。2年春と3年春の選抜大会では決勝で登板し、優勝投手となった。プロ入り後は野手に専念。今季から外野手に登録を変更していた。