NATO加盟申請の北欧2か国、トルコ大統領と会談 要求への反応は

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キーウ=高野裕介、ロンドン=国末憲人
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 北欧フィンランドスウェーデン北大西洋条約機構(NATO)への加盟を申請したことをめぐり、反発するトルコのエルドアン大統領が21日、両国首脳とそれぞれ電話で会談した。エルドアン氏は、トルコがテロ組織に指定している勢力への両国の姿勢の転換を強く求めた。エルドアン氏と両国首脳の会談は加盟申請後初めてとみられる。

 トルコ大統領府によると、エルドアン氏はスウェーデンのアンデション首相との電話で「具体的な措置を取ることを期待する」と発言。「テロ組織に対する政治的、経済的、軍事的なサポートは終わらせなくてはならない」と強調し、トルコで分離独立を目指す非合法武装組織「クルディスタン労働者党」(PKK)などへの対処を要求した。さらに、トルコへの武器輸出の制限についても解除されるべきだと訴えた。

 エルドアン氏はフィンランドのニーニスト大統領との協議でも「トルコとその安全保障に対する明らかな脅威への正当で確固たる戦いを尊重、支持することを我々が期待するのはごく自然なことだ」と述べ、PKKなどへのトルコ側の懸念は譲れない一線だとの姿勢を明確にした。

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