迫る100m超の岩壁、打ち寄せる白波 大自然の知床・観光船が再開

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佐野楓
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 知床半島沖での「KAZUⅠ(カズワン)」の事故を受け、運航を自粛していた大型観光船「おーろら」が20日、今季初めての運航に乗り出した。記者も同乗して、事故が起きた海上に出た。

 「おーろら」の折り返し地点は、半島の中間にある「カムイワッカの滝」。約1時間半のコースだ。事故翌日から取材を続けてきた記者は、初めて海から知床半島を見た。

 出発地点のウトロ漁港(北海道斜里町)を出て約10分。「プユニ岬」を越えたあたりで、海風が急に強くなった。視界はうっすらと白み、長袖のジャケットに腕を通す乗客の姿が目立つ。同時に、船の右側には、覆いかぶさるように巨大な知床の岩壁が迫ってきた。

 船内の放送によると、オホー…

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