APEC共同声明まとまらず 貿易大臣会合、ロシアめぐり分断

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若井琢水
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 日米中やロシアなど21の国・地域が参加するアジア太平洋経済協力会議(APEC)の貿易担当大臣会合が21、22両日、タイ・バンコクで開かれた。ロシアの代表が出席したが、日米などがウクライナ侵攻を非難する文言を共同声明に入れるよう求めたため、声明はまとまらなかった。

 会議でロシアのレシェトニコフ経済発展相が発言した際には、日本と米国、豪州カナダニュージーランドの5カ国の代表が退席した。萩生田光一経済産業相は、会議終了後の会見で「(会議中に)ロシアのウクライナ侵略について、断じて許容できるものではないと非難した。(退席は)我が国の意思を示す意味だった」と述べた。

 一方、東南アジア諸国連合(…

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    駒木明義
    (朝日新聞論説委員=ロシア、国際関係)
    2022年5月22日20時32分 投稿

    【視点】4月のG20財務相会議では、鈴木財務相はロシア代表の発言時に退席しませんでした。それに比べると今回の萩生田経産相の退席は、日本政府としてより厳しい対応を示したと言えます。 萩生田氏はロシア経済分野協力担当相を兼務しているという点でも、今回