30分で完売した花の「定期便」 日本一の花の産地、新ニーズに活路

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戸村登
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 新型コロナウイルスの影響を受けた全国一の花の産地、愛知県田原市で、新たな需要を掘り起こす動きが出始めている。葬儀で使われることが多い輪菊の主産地だが、コロナ禍の葬儀簡素化のため需要が激減したことを受け、市は昨秋始めた花の定期便を今年度も継続する。花き農家自身も、満開の白菊を色鮮やかに染めた新商品の売り込みに力を入れている。

 田原市赤羽根町の道の駅「あかばねロコステーション」で今月9日、月に1度の花の定期便「タハナ」の発送作業があった。市内の花き農家から仕入れたガーベラや菊など3種の花を花束にアレンジし、専用の配送ケースに詰めていく。定期便に菊は必ず入れる。

 市農政課によると、全国1位の菊の産出額は2016年に207億8千万円だったが、コロナ後の21年には124億3千万円まで減少した。

「品質の良さ知ってもらいたい」

 それでも、昨年11月に始ま…

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