旧ソ連で触れた人の温かさ 元教諭の会報、ロシアの友と反戦を訴える

有料会員記事ウクライナ情勢

編集委員・副島英樹
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 江田島湾が望める自宅2階の書斎が、国内外をつなぐ情報発信の場だ。広島県江田島市の藤井孝志さん(67)が2018年1月から発行を始めた会報「『日本とユーラシア』月刊広島県版」は、この5月で第53号となった。郵送や手渡しで約250部を届け、メールでは約300通を送った。その受け手は日本国内だけでなく、ロシアやウズベキスタンカザフスタン、ジョージアなどにも及ぶ。

 毎号8~12ページの手作り。題字のある表紙には「ロシア歌謡を歌う会」や「日露交歓コンサート」など交流行事の案内を載せてきた。それが今年3月の第51号から一変した。ロシアのウクライナ侵攻だ。「ロシアは軍事侵攻を中止し、外交による解決を!」と見出しを掲げた。編集後記に「すでにロシアの友人から弾圧に抗してデモなどに取り組んでいるメールが届いた。我々も行動しよう」と書いた。

 4月号では各団体の抗議声明…

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