海自護衛艦「はるさめ」が中東の海賊対策に出航 「国際社会に貢献」
編集委員・土居貴輝
【長崎】ソマリア沖アデン湾の海賊対処の任務を交代するため、海上自衛隊の護衛艦「はるさめ」が22日、海自佐世保基地(佐世保市)を出港した。海賊対策とあわせて、日本関係船舶の安全確保のため、オマーン湾周辺など中東海域での情報収集の任務も兼ねる。はるさめが海賊対処に派遣されるのは5回目という。
はるさめに乗艦しているのは、約220人。新型コロナウイルス対策のため、出港後、乗組員のPCR検査を実施する。日本近海で14日間、訓練を続けながら乗組員の健康状態を観察した後、アデン湾へ向かう。6月後半から任務を始める予定だ。
海自は2009年以降、アデ…