岸田首相、来年G7サミットの広島開催表明「核兵器の脅かし拒否」

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 岸田文雄首相とバイデン米大統領は23日午後、東京・元赤坂の迎賓館で共同記者会見を行った。岸田氏は日本が議長国を務める来年の主要7カ国首脳会議(G7サミット)を広島市で開催すると表明した。

 岸田氏は広島開催を決めた理由について「世界がウクライナ侵略、大量破壊兵器の使用リスクの高まりという未曽有の危機に直面しているなか、武力侵略も核兵器による脅かしも国際秩序の転覆の試みも断固として拒否するというG7の意思を歴史に残る重みをもって示したい」と説明した。

 岸田氏はさらに「唯一の戦争被爆国である日本の総理大臣として、広島ほど平和へのコミットメントを示すのにふさわしい場所はない。核兵器の惨禍を人類が二度と起こさないとの誓いを世界に示す。平和と世界秩序の価値観を守るために結束していくことを確認したい」と強調した。

 共同記者会見に先立つ日米首脳会談で、バイデン氏に広島開催の方針を伝え、成功に向けてともに取り組むことで一致したと明かした。

     ◇…

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    駒木明義
    (朝日新聞論説委員=ロシア、国際関係)
    2022年5月23日15時32分 投稿
    【視点】

    2000年サミットの沖縄開催が決まったときのことを思い出します。前年の4月28日、野中官房長官は予定していた開催地発表を1日延期すると表明しました。「最後に調整しなければならないことが残っている」という理由でした。後で分かったことですが、「

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    佐藤武嗣
    (朝日新聞編集委員=外交、安全保障)
    2022年5月23日15時29分 投稿
    【解説】

     岸田首相は、バイデン大統領との日米首脳会談で、来年に予定される主要7カ国首脳会議(G7)サミットを、被爆地・広島で開催すると発表し、大統領からの支持も取り付けた。広島出身の岸田氏にとって、「核軍縮」はライフワークでもある。この日の会見でも