「早期の給水再開や被害補償を」 明治用水漏水問題で地元農協が要望

佐藤瑞季、小林圭
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 愛知県豊田市の取水施設「明治用水頭首工(とうしゅこう)」で大規模な漏水が発生し、農業用水の供給が止まっている問題で、地元の農協関係者が23日、早期の給水再開や被害補償などを求める要望書を東海農政局や県に提出した。

 要望書を提出したのは、西三河地方の農業協同組合「JAあいち中央」(安城市)。給水再開に向けた日程の共有▽被害の補償▽今後、同様の事態が発生した際に農業用水の給水を続けられる仕組み作りなどを要望した。神谷力・営農部会長は「ここから1週間が山場だと思っている。一日も早い復旧を」と話した。

 また、県は同日、仮設ポンプの設置・運転など農業用水の取水にかかる経費に対し、補助金を支出すると発表した。対象は各自治体や土地改良区で、予算額は約3千万~5千万円ほどを見込む。安城市では、市内の農家に向けて、水道水の無償提供を開始。北部、中部、南部の浄水場で午前9~午後5時に提供する。(佐藤瑞季、小林圭)