「長岡花火」楽しみ方教えます 移住促進へ市が交流会

白石和之
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 長岡と言えば花火。その楽しみ方を移住してきた市民に伝えて定住につなげようと、新潟県長岡市が「長岡花火のはじめ方」という交流会を始めた。今月6日に初めて開いたところ、参加した移住者から「大渋滞への対処の仕方もわかり、安心できた」と好評だった。

 8月2、3日に行われる「長岡まつり大花火大会」(長岡花火)には例年、県内外から大勢の見物客が詰めかける。交流会は「花火の楽しみ方がわからない」という相談が移住者から市にあったのをきっかけに、「新しい市民が孤立しないよう仲間をつなげたい」と、移住促進に取り組む市ながおか魅力発信課が企画した。

 当日は県外からの移住者や久しぶりに古里に戻ってきた市民ら10人が対面とオンラインで参加。長岡花火の運営に長年携わってきた市職員が「信濃川の川面に花火が映り風情があるのが川東。打ち上げ場所が近くて迫力があるのが川西」と観覧場所の特徴を紹介。「会場に自販機や露店はない。前日のうちにお茶などを買っておかないと、当日はコンビニでも売り切れて買えなくなる」などと地元の人しか知らない情報も伝授した。

 東京都内から昨年9月に移住してきたという木下博貴さん(32)は「花火の日は大渋滞になるそうだけど、妊娠している妻の体調が悪くなったらどう病院に連れて行けばいいのか不安だった。渋滞回避の方法も教えてもらえると知って安心した」。会が終わるとさっそく、知り合ったばかりのUターン者たちと情報交換をしていた。(白石和之)