「プロ」とは何か 田中美南や鮫島彩が語るWEリーグの打開策

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堤之剛、照屋健
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 日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」の初年度が幕を閉じた。

 INAC神戸のFW田中美南(28)が初のリーグでプレーして、最も危惧するのは「観客数」だ。日本代表のストライカーは開幕時に比べ、世間の関心が次第に「薄れていっている」と体感している。

 WEリーグの目標は、平均入場者数5千人だ。

 昨年9月の開幕から5月まで行われた今季、新型コロナウイルスの影響があったとはいえ、ホーム試合でリーグ最多のINAC神戸が3158人。ノジマステラ神奈川相模原が956人で、全11チームで最少だった。

 集客のために、田中が考えるのは「サッカーにあまり興味のない人にどうアプローチするか」。クラブでは防犯教室や子どものサッカークリニックなどで地域密着を進めるが、それだけでは足りないと実感する。

 打開策として掲げるのは、いかに「選手の人間味」を多くの人に知ってもらうか。

 そのために、SNSで個々の選手が発信することが重要だと考える。発信内容は、サッカーとは離れたことでもいいのではないか、と思う。

 例えば絵を描くのが得意な選…

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    平尾剛
    (スポーツ教育学者・元ラグビー日本代表)
    2022年5月29日21時39分 投稿

    【視点】観客動員数を上げる難しさはラグビー経験者の僕も痛感しています。女子サッカーは2011ドイツW杯で優勝、男子ラグビーは2019日本W杯で史上初の決勝トーナメント進出という、代表レベルでの躍進がありましたが、それが恒常的な人気を獲得するには至っ