新幹線で放火しようとした被告に判決 裁判長「頑張るように」

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吉田啓
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 九州新幹線の車内で放火しようとしたとして、威力業務妨害と器物損壊の罪に問われた無職三宅潔被告(69)の判決が24日、熊本地裁であった。平島正道裁判長は懲役2年6カ月、保護観察付き執行猶予4年(求刑懲役2年6カ月)を言い渡した。

 判決によると、三宅被告は2021年11月8日午前8時40分ごろ、熊本(熊本市)―新八代(熊本県八代市)を走行する新幹線の車内で、床にライターオイルをまき、ライターで着火したレシート紙を落として燃え上がらせた。座席の一部などを焦がし、列車を緊急停止させて運行を遅らせるなどした。

 平島裁判長は「乗客を危険にさらす恐れもある悪質な犯行」と指摘。一方でオイルは少量で、ほかの乗客によって火がすぐに消されたことなどから「悪質性、危険性が際立ったものとは言えない」と話した。さらにJRへの弁済が進んでおり、被告が反省の態度を示していることなどから執行猶予とした。

 三宅被告は自殺しようとして…

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