働き方改革が生んだNHK「100カメ」 人の代わりにカメラが働く

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土屋香乃子
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 救急病院からカツオ漁船、学生たちがカレー作りにいそしむ「京大カレー部」まで。気になる場所にカメラ100台を固定し、人々の生態を観察するNHK総合のドキュメンタリー番組「100カメ」(毎週火曜夜11時)が4月からレギュラー化した。制作側が現場に介入せず、ありのままの人間ドラマを見せる新しいスタイルの番組。実は「働き方改革」をきっかけに生まれたという。

 「100カメ」のテーマは、カメラを意識しない姿や会話を撮ること。取材対象にカメラの前で質問をすることはなく、ありのままの姿をひたすら記録する。張り巡らされた小型カメラには、くすっと笑える瞬間や、思わぬドラマが映り込むことがある。

 初回の「救急病院」では、現場トップの医師が豆をひいてスタッフにコーヒーを振る舞う姿に和み、看護師が患者にかける温かい言葉にしんみり。他人同士が「家族になってみる」という社会実験を行う「“家族”シェアハウス」では、元広告会社勤務の「伝説の女」に大学生が恋愛のアドバイスを求める姿がおかしく、住人の赤ちゃんを皆が我が子のように可愛がる様子には心が温まる。

 100台のカメラで撮るとい…

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