「まずは収益回復に取り組む」 JR北海道の新社長・会長が会見

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新田哲史
JR北 島田修社長退任 会社の存亡の危機から「再生への道をつけることはできた」=HTB提供
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 JR北海道の新社長に昇格する綿貫泰之副社長(60)と会長に就く島田修社長(64)が24日、札幌市内で記者会見した。綿貫氏は「コロナ禍で鉄道や開発事業が痛んでいる。グループの総力を結集して乗り切りたい」と抱負を語った。

 社長交代は8年ぶりで、人事案は政府が20日に閣議了解した。6月17日の株主総会を経て正式に決まる。

 会長となる島田氏は人事の狙いは、組織の若返りと、2030年度の北海道新幹線札幌延伸に向けた体制強化だとした。綿貫氏について「社内の人望があり行動力が抜群」と評した。

 JR北の経営は厳しい。コロナ禍で鉄道事業の赤字体質が一層深刻化し、駅ビルやホテル事業の収益も悪化。22年3月期決算の営業赤字は727億円で、過去2番目の赤字額となった。綿貫氏は「まずは痛んでいる鉄道、関連事業の収益回復に取り組む」とし、観光列車を展開するほか不動産事業を拡大するとした。

 赤字の地方路線を巡る自治体…

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