日米豪印(クアッド)による24日の首脳会合は、オーストラリアで9年ぶりに政権に返り咲いた中道左派の労働党が、その外交姿勢を披露する場になった。豪州の専門家からは、新政権のもとで豪州のクアッドへの関与が深まるとの見方も出ている。
「政権は代わったが、クアッドへの関与は全く変わらず、これからも変わらない」。豪州のアルバニージー首相は24日の会合の冒頭で、こう強調した。
労働党党首のアルバニージー氏は21日の総選挙での勝利を経て、23日に首相に就任したばかり。首脳会合が初の外交舞台になった。
労働党が前回政権を担った2…
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