ロシアの欧州復帰「遠い夢だが、ある」 ダボス会議で欧州行政トップ

ダボス=和気真也
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 欧州連合(EU)で行政を担う欧州委員会フォンデアライエン委員長は24日、スイスで開催中のダボス会議で、ウクライナに侵攻したロシアが将来的に再び欧州の一員になれると思うかと問われ、「遠い夢かもしれない」としながら「ロシアが民主主義に戻る道をみつけられれば、答えはイエスだ」と述べた。

 ダボス会議を主催する世界経済フォーラム(WEF)のシュワブ会長との対談で問われた。フォンデアライエン氏は、「民主主義や法治主義、国際的な規範に沿った秩序を尊重することができれば、はっきりとイエスだ」と回答。「ロシアは我々の隣国であり、長い歴史と文化を共有する国だからだ」と説明した。

 さらに、立ち向かっているのは「ロシアの指導者に対してだ」としたうえで、「ロシアの未来を決めるのは、ロシア国民だ」と述べ、指導体制の変革を望む考えも示した。(ダボス=和気真也)