沖縄を知る無数の道筋 神戸から「体験できる本屋」、店主夫妻の思い

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黒田早織
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 阪急岡本駅のほど近くに、沖縄に関する本を専門に扱う「まめ書房」(兵庫県神戸市東灘区)がある。沖縄の工芸品や食品も取りそろえる。沖縄に関心のない人でも楽しめる工夫が凝らされた店は、沖縄本土復帰50年の今年も、気負わず営業を続けている。

 オレンジ色のライトで照らされた静かな店内は、ゆったりとした沖縄民謡が流れている。木目調の本棚の前には読書用の机といすが置かれ、自由に座って本を読める。訪れた人には、さんぴん茶が無料でふるまわれる。

 店主の金沢伸昭さん(55)は大阪出身。幼い頃からの沖縄好きが高じ、7年前に会社員を辞めて店を始めた。「本を売るだけじゃなくて、店に足を運ぶことでしか得られない『体験』ができる本屋にしたかった」という。

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