金シャチ、輝いて見えるのは「目の錯覚です」 改修工事進む岡山城

神崎卓征
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 11月のリニューアルオープンに向けて外壁を覆っていた工事用シートの撤去が進む岡山城で、天守閣の金の鯱(しゃちほこ)が姿を現した。鯱を新調したわけではないというが、どうも輝きが増したように見える。

 岡山城は1945年の空襲で天守閣が焼失し、66年に再建された。天守閣に載っている金の鯱はこのときに設置され、96年の築城400年を記念した改修の際に金箔(きんぱく)が張り替えられ、汚れにくいようにコーティングもされた。

 岡山市の観光振興課によると、今回の改修では、鯱を磨いたり拭いたりする作業もしなかった。しかし、「烏城(うじょう)」と呼ばれるゆえんとなった漆黒の壁は塗り直した。担当者は「城が黒くなったことで、より金が輝いて見える目の錯覚です」と話した。(神崎卓征)