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子どもがぎゅうぎゅう詰め「圧縮学級」 特別支援学校の教室が不足

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小若理恵
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 障害のある子どもが通う特別支援学校の教室不足が問題になっているが、大阪府内は特に深刻だ。文部科学省が3月に公表した調査によると、528教室が足りず全国ワーストに。2年前の調査の35教室から大幅に増えたが、現場では以前から教室不足が指摘されていた。教員たちからは「早急な対策を」との声が上がっている。

大阪はワースト、528教室が不足

 文部科学省が3月に公表した調査によると、全国の公立特別支援学校で2021年10月1日現在、3740教室が不足している。うち大阪府は528教室と最多。19年5月1日現在の35教室から大幅に増えた。東京、千葉、神奈川など首都圏でも教室不足が深刻化している。

 府教育委員会の担当者は、不足する教室が大幅に増えた理由を「文科省が昨年公表した『設置基準』をふまえ、現状をより正確に把握したため」と説明する。

 府教委によると、府内の公立支援学校は49校。在籍する子どもの数は増え続けており、21年度は20年前に比べ約4千人多い9642人に上った。なかでも知的障害の子どもが増えており、府教委の推計では20年度から26年度までに900人(幼児を除く)の増加を見込んでいる。

 現場で「圧縮学級」と呼ばれる状況がある。

 文科省の設置基準では、小・…

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    おおたとしまさ
    (教育ジャーナリスト)
    2022年5月26日11時48分 投稿
    【視点】

    過密な環境に押し込められる子どもたちにも、彼らに直接接する教員のみなさんにも、さぞかし負担が大きいことだろうと想像して、胸が痛くなる。 特別支援学級についても大阪の教育行政についても私は詳しくない。しかし、漏れ聞こえてくる情報やこの記事か