担当者「水量は通常の半分以下」 農業用水、試験的な給水開始も

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良永うめか、小林圭、前川浩之
【動画】明治用水頭首工の大規模漏水、現場の状況をドローンで=長島一浩、細川卓撮影
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 愛知県豊田市の取水施設「明治用水頭首工(とうしゅこう)」の大規模漏水の影響で停止していた農業用水の試験給水が25日、地域を限定して始まった。今後も地域を入れ替えて実施する。また、施設の復旧に向け、漏水している穴を調査するための準備作業も始まった。

 明治用水土地改良区によると、試験的な給水をしたのは岡崎、碧南、刈谷、豊田、安城、高浜の6市の一部地域。水が出なかった田んぼもあり、担当者は「水量は通常の半分にも届いていないのではないか」と話した。

 試験的な給水は、26日も地域を変え、岡崎、刈谷、豊田、安城、知立の5市の一部で実施する。田んぼの土がより乾燥している地域で行うという。

 今回の給水は、仮設ポンプでくみ上げた川の水を使う応急的な措置。東海農政局は、5月中に最低限必要とされる量の農業用水の給水を再開したい考えだ。

 一方、施設がある矢作川では、漏水している穴の周囲に重機で砂袋を積む作業も始まった。穴に水が流れ込まないようにして穴の位置や大きさを特定し、修復方法の具体的な検討を始めるとしており、本格復旧は長期化が予想される。

 また25日は、豊田市の板垣…

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