北朝鮮が25日朝、平壌郊外の順安付近から日本海に向けてミサイル3発を立て続けに発射した。韓国軍などによると、1発は大陸間弾道ミサイル(ICBM)、2発は短距離弾道ミサイルと推定され、核弾頭を搭載できる両種のミサイルを続けて撃つのは初めてとなる。バイデン米大統領が24日に日韓歴訪を終えた直後の発射で、日米韓を強く牽制(けんせい)する狙いとみられる。
韓国軍などによると、北朝鮮は25日午前6時ごろにICBMとみられるミサイルを発射。飛行距離は約360キロ、高度は約540キロだった。同37分ごろには短距離弾道ミサイルを撃ったが、高度約20キロで消失しており、失敗した可能性がある。同42分ごろに再び短距離弾道ミサイルを発射し、飛行距離は約760キロ、高度は約60キロだった。日本の防衛省によると、いずれも日本の排他的経済水域(EEZ)の外に落ちたとみられる。
韓国軍関係者によると米韓は…
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