静かな街に響くサイレン 不登校になった容疑者 テキサス学校銃乱射

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ユバルディ=中井大助、ニューヨーク=藤原学思 ワシントン=合田禄
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 1万6千人が住む静かな街を、突然の恐怖が襲った。米テキサス州ユバルディの小学校で24日、18歳の男が銃を乱射し、子ども19人と大人2人を殺害した。夜になっても、住民たちの不安は続いた。

 「ここは日が暮れても、玄関にカギをかけないような場所。お互いにみんなが知り合いで、親切だ」

 現場となった小学校の近くに住むマリア・ルイズさん(63)は語った。警察のサイレンを聞き、事件が起きていることを知ったという。

 事件が起きたのは午前11時30分ごろ。だが、深夜になっても被害者の氏名などは発表されなかった。「友だちの一人は、めいと連絡がついていない。別の友だちは、娘の安否が分からない」とルイズさんは心配そうに話した。亡くなったとされる教員の1人は、地元の警察官の妻で、知人だったという。

 学校の周囲は交通が止められ、敷地内は警察の捜索が続いていた。子どもを迎えたい保護者らが待機するよう指示された、近くの市民会館は深夜になっても電気がともり、作業員らが飲料水などを中に運び込んでいた。

「高校に入ってから雰囲気が変わり、不登校に」

 警察との銃撃の末、学校で射殺された容疑者も、地元の高校に通う18歳の男だった。同じ高校に通うフランク・サラザールさん(17)は会話を交わしたことはないが、高校に行く前から知っていたという。「高校に入学してから着る洋服が暗くなり、雰囲気も変わった。あまり人と交わらず、学校にも来なくなった」と語った。別の同級生はCNNに、容疑者が洋服や家庭の経済状況を理由にいじめに遭い、次第に登校しなくなったと話した。

 事件の動機などは、明らかに…

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