両陛下、沖縄復帰50年記念展へ お二人で外出鑑賞は2年3カ月ぶり

多田晃子

 天皇、皇后両陛下は25日、東京都台東区東京国立博物館を訪れ、「沖縄復帰50年記念 特別展『琉球』」を鑑賞した。両陛下が展覧会鑑賞などで皇居からお二人で外出するのは約2年3カ月ぶりとなる。

 両陛下は、琉球王国時代に造られ、国の重要文化財に指定されている「銅鐘 旧首里城正殿鐘(万国津梁(ばんこくしんりょう)の鐘)」を鑑賞。皇后さまは鐘に付いた傷を見て「やはり戦争の傷ですか」と話したという。両陛下は、琉球王国時代の歴史資料や工芸作品などを興味深そうに見て回り、天皇陛下は関係者との懇談で「色々な地域と交流があって独自の文化が築かれていることがよく分かりました」と話したという。

 陛下はこれまで沖縄に5回足を運んだ。皇太子時代の2010年に沖縄県立博物館・美術館を訪れた際も今回の鐘を鑑賞している。

 両陛下は15日、沖縄と東京で同時開催された「沖縄復帰50周年記念式典」にオンラインで出席した。長女愛子さまは、同式典をテレビで鑑賞したという。(多田晃子)