ドンバス地方で攻防続く ゼレンスキー大統領「極めて難しい状況」

有料会員記事ウクライナ情勢

ブリュッセル=青田秀樹、リビウ=飯島健太
[PR]

 ロシア軍のウクライナ侵攻は、ルハンスク、ドネツクの両州からなる東部ドンバス地方の攻防が焦点となる状況が続く。ロシア側が以前からの親ロシア派の支配地域に加えて、州の完全掌握をめざす地域だ。ロシア軍の兵力が集中的に投下されており、ウクライナのゼレンスキー大統領は「極めて難しい状況だ」と認めつつ、徹底的な抗戦を続ける構えだ。

 ルハンスク州のハイダイ知事は25日朝、SNSへの投稿で、爆撃を受ける拠点都市セベロドネツクで6人が死亡したと発表した。路上で遺体が見つかったという。市民が避難していた化学工場や旧市街地が狙われたとしている。

 ドネツク州では24日、ロシア軍の攻撃で12人が死亡。2月下旬に軍事侵攻が始まってからの死者は、25日朝までに427人に達したという。同州のキリレンコ知事がSNSで述べた。同州にはロシア側が2カ月以上の包囲の末に「制圧」を宣言したマリウポリ市があるが、同市の犠牲者数は分からないとした。

 同市では24日、崩壊したア…

この記事は有料会員記事です。残り841文字有料会員になると続きをお読みいただけます。