煙充満する居酒屋、ガラス割って飛び込んだ 男性救助の2人を表彰

高木智子
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 宗像地区消防本部(福岡県宗像市)は、火事現場に駆けつけて人命救助にあたったとして、スーパー「マックスバリュ福間駅前店」ミッドナイトマネジャー佐藤潤一さん(58)と警備会社「セコム」の徳留大嗣さん(23)に感謝状を渡した。現場向かいに住む、消防の救急隊長(当時)だった倉本恵介さん(45)と3人で連携したという。

 消防本部によると、3月27日午前4時55分ごろ、福津市日蒔野の居酒屋で火災が発生。近くのマックスバリュでも報知機が作動し、仕事中の佐藤さんが現場に向かった。倉本さん、徳留さんとともに煙が充満する居酒屋のカウンターで寝込む男性を発見。扉をたたいても反応がないことから、倉本さんの指示で徳留さんが脚立でガラスを割って男性を救助し、佐藤さんは空だきになっていた中華鍋のガスの元栓を止めたという。

 佐藤さんは「訓練とは全く違って緊張した。地域貢献できる店づくりに生かしたい」、徳留さんは「これからも連携して適切な判断をしたい」と話した。高木智子