米ボーイング、無人の新型宇宙船が地球に帰還 ISSに5日間滞在

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ワシントン=合田禄
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 米航空大手ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」が米東部時間25日午後6時49分、国際宇宙ステーション(ISS)への滞在を経て、地球に帰還した。宇宙飛行士が最大7人乗り込める設計だが、今回は無人の試験飛行だった。

 スターライナーは今月19日、アトラスVロケットで打ち上げられた。ISSにドッキングして飛行士らに食料などを届け、約5日間滞在。再び地球に戻ってきて、パラシュートを開き、米南部のニューメキシコに着陸した。

 ボーイングは2019年にこの宇宙船の無人試験に挑んだが、自動操縦のためのタイマーに不具合があり、軌道投入に失敗。ISSへのドッキングを断念し、地球に帰還させた。昨年にも打ち上げ試験をしようとしたが、燃料バルブに不具合が見つかって延期していた。

 米航空宇宙局(NASA)は、かつて宇宙を往復していたスペースシャトルの後継機開発を民間企業に託した。その期待に応え、イーロン・マスク氏が率いるスペースXは宇宙船ドラゴンを開発し、20年からISSを往復する運用飛行を開始。NASAや宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士が搭乗するだけでなく、民間人を乗せた商業飛行も実施している。

 11年のスペースシャトル退…

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