メイン料理は「チキンキーウ」 「現代の名工」がチャリティー晩餐会

有料会員記事ウクライナ情勢

編集委員・大鹿靖明
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 ウクライナ支援に役立てようと福岡市の料理人たちが6月19日、ホテルオークラ福岡でチャリティー晩餐(ばんさん)会を開く。料理人らで作る「博多食文化の会」が主催し、ピアノ演奏や声楽、バレエを楽しんでもらいながらウクライナの郷土料理を振る舞う。食材費を除くすべての収益金を寄付する。

 博多食文化の会は、福岡の西洋料理の草分けである「メゾン・ド・ヨシダ」オーナーシェフ吉田安政さん(80)が「料理人の地位向上を」と約40年前に結成し、老舗料理店など30店が加わる。吉田さんは、ロイヤル創業者の故江頭匡一氏が中洲に開いた高級フレンチ「花の木」のシェフを務め、1989年に独立。昨年「現代の名工」に選ばれた。

 会はこれまで児童養護施設の子どもたちに無料で料理を振る舞ったり、障害者の自立支援のため料理の指導をしたりしてきた。2017年以降、会員の各店が和洋中の名物料理を供する「食の博多舞」というイベントを開催し、今回が3回目。今回は各店が腕を振るう焼き鳥やすしに加え、鶏胸肉にバターやパセリなどを入れて揚げたウクライナ料理「チキンキーウ(キエフ)」をメイン料理とする。収益金はウクライナから避難している人たちの食料支援に役立てたいという。

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