米FOMC参加者、0.5%連続大幅利上げを支持 物価高の弊害指摘

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ニューヨーク=真海喬生
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 米国の中央銀行にあたる連邦準備制度理事会(FRB)は25日、5月4日まで開いた連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表した。多くの参加者が「今後数回の会合で0・5%幅利上げするのが適切だろう」と、6月と7月のFOMCでも大幅利上げすることを支持していた。急激な物価上昇を抑えるため、FRBが金融引き締めを急ぐ姿勢が再確認された。

 FRBのパウエル議長も5月4日のFOMC後の会見で、今後数回の会合で0・5%幅の利上げが検討されると述べていた。このFOMCでは、約40年ぶりの高水準で上昇する物価を抑えるため、量的緩和政策として市場に供給していたお金の回収に転じることや、約22年ぶりの大きさとなる政策金利の0・5%幅の利上げを決めた。仮に6月と7月にも続ければ、3回連続で大幅な利上げをすることになる。

 議事要旨によると、多くの参加者がいまの物価上昇は「家庭の実質所得や富を減らし、企業の生産や投資計画をより困難にする」などと弊害を指摘。「金融政策のスタンスをより中立的なものに早急に移行させるべきだ」との意見で一致していた。

 パウエル議長は景気を刺激も…

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