ピンクの音楽デュオ「レ・ロマネスク」 恩人はシャバダバダ…の歌手

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上原賢子
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 憎いあいつを「呪」うつもりが、漢字を書き間違えて「祝」っていたという歌「祝っていた」や、なんとかなりそうだという気分になる歌「なんなん、とかとか、なーるなる」など、子どもにも親しみやすいユニークな歌詞と、ポップなメロディーが特徴の音楽デュオ「レ・ロマネスク」。TOBI(トビー)さんとMIYA(ミーヤ)さんの衣装は、派手なピンク色が定番です。そうなったきっかけは、活動を始めたフランスでの、ある著名なアーティストとの出会いだったとのこと。TOBIさんに聞きました。

 僕は大学卒業後、就職先が次々と倒産していく経験をして、人生のリセットボタンを押そうと、ワーキングホリデーを利用してフランスに渡りました。20代終わりの頃です。

 パリにある、日本人向けフリーペーパーの編集部でアルバイトをしていた時、「秋祭りのパフォーマー募集」という三行広告を出してくれた日本語学校に、集金の電話をかけたんです。そしたら、「応募がない。あなた出て」と言われて、歌いました。

 なんかこう、頼まれたら断れない。カツラをかぶって、王冠を頭に載せて。1人では心細いので、音楽療法など心理学を学ぼうとしていた留学生のMIYAさんを誘って。後ろで「アー」とか言うだけでいいからと。

 そのまま、音楽を仕事にするようになりました。普段は地味に暮らし、ステージでは派手な格好やメイクで別なキャラクターになりきって。それが「おもしろい」と言っていただけたんですよね。「ディスコで5分」というステージとか、もらった仕事を一生懸命やって、自分で出演料の交渉をして。口コミで仕事が広がっていきました。

記事の後半では、仏映画「男と女」の主題歌、♪シャバダバダ…… のスキャットで知られる、フランスの著名な歌手との出会いから学んだことを語っています。

 7年が経ち、フランスの田舎…

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