神尾楓珠、実在した20歳のsoulから学んだ「生ききる」姿勢

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聞き手・細見卓司
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 人気上昇中の俳優神尾楓珠(ふうじゅ)さんが、27日公開の「20歳のソウル」で実在した人物を演じる。撮影中、常に感じていた思いや俳優という職業に対する考えとは。

 《神尾さんが主役として演じた浅野大義(たいぎ)さんは、千葉県船橋市立船橋高校で代々受け継がれている応援曲「市船soul(いちふなソウル)」を作曲した人物。野球部の試合で演奏されると得点を呼ぶ「神応援曲」と呼ばれるように。所属した吹奏楽部顧問の高橋健一先生(佐藤浩市)のような教師を志して音楽大学に進んだ大義さんの体を、病魔が襲う。抗がん剤治療や手術をしたものの、20歳の若さで人生を断たれた》

 ――脚本を最初に読んだ感想は

 「すごい青春だなと思いましたし、もちろん、悲しいシーンもいっぱいありますが、読み終わったあとに、悲しさよりも強さみたいなものを感じる作品だと思いました」

 ――実在した人物を演じた感想は

 「実在した人をちゃんと演じるのは初めてでした。やはり、今までの作品とは違うし、自分のやりたいことだけでなくて、大義くんを知っている人の『大義くん像』があるので、そこを大事にしなきゃいけないなと思いました」

 ――どういう像ですか

 「すごくまっすぐで。好きなことにたいして周りが何を言おうと突き進んでいく強さがある人だろうなと思いました。ご家族や高橋先生から話を聞いて、イメージはすごくわきました」

 ――撮影中、佐藤浩市さんから学んだことはありますか

 「やはり、現場の雰囲気です。浩市さんが現場に入られると、やはり締まりました。そのなかで冗談を言ってくださったことも。現場づくりで見せる姿勢というのは本当にすごいなと思いました」

「中途半端に生きている場合じゃない」

 ――屋上で走るシーンは大変でしたか

 「大変でした(笑)。風が強くて、旗が20キロくらいあったのですが、旗を持ってられなくて。何回も走りましたね」

 ――劇中でトロンボーンを吹かれてますが、練習はどのようにされたのですか

 「楽器自体が初めてでした…

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