上着にねじ込まれた「政治献金」 元農水相の弁解、判決は一蹴した

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金子和史 前川浩之
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 吉川貴盛・元農林水産相を有罪とした26日の東京地裁判決は、「賄賂ではなく政治献金」と言いながら政治資金収支報告書に記載していない矛盾を突き、「一般常識からかけ離れた弁解」と批判した。収支公開の制度がないがしろにされている実態は他にもあり、専門家からは現金授受を禁止する案も出ている。

 「賄賂とは一切考えず、全て政治資金として受け取った」

 吉川元農水相や弁護側は公判でこう訴えた。その根拠として自ら明らかにしたのは、贈賄側の鶏卵大手「アキタフーズ」前代表からは、起訴された大臣在任中の500万円の前後にも、11回で計1300万円を受領したという事実だった。「(500万円は)従前から政治献金として現金を受け取っていた延長線上」という理屈で無罪を主張した。

 収支報告をしなかった理由は「前代表に迷惑をかけないため」「返却するつもりだった」と説明した。

これに対して判決は…

 これに対して判決は、前代表…

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