東京電力、風力発電会社の株式を売却 豊田通商に1850億円

宮川純一
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 東京電力ホールディングス(HD)は26日、風力発電最大手「ユーラスエナジーHD」(東京)の全保有株をトヨタ自動車系の豊田通商に1850億円で売却すると発表した。

 東電はユーラス社の発行済み株式の40%を持つ。2023年3月期に特別利益1652億円を計上する予定。豊田通商は株式の60%を保有しており、ユーラス社を完全子会社化する。

 東電は20年4月に再生可能エネルギーを手がける子会社「東京電力リニューアブルパワー」を立ち上げて洋上風力発電などに力を入れており、ユーラス社と競合する場面が出ていた。

 東電は22年3月期決算で電気の小売り事業が赤字に転落するなど経営が悪化している。(宮川純一)