2千回超のロードサービス JAFが訴えた「不正利用」の実態とは

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安井健悟
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 今から9年前。

 大阪府内で自動車修理会社を営む男性(74)は、ある「違和感」をおぼえた。

 「同じ場所を何回も行ったり来たり。1日に2~3回呼ばれたこともあった。異常に件数が多かった」

 男性の会社は、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)の「ロードサービス」を請け負う指定工場。事故や故障などの車のトラブルに対応するため、JAF会員の要請を受けて現場に向かう。

 違和感を抱いた相手は、1人の会員。決まって、似たような場所への出動要請だった。

 要請があれば、出動するほかない。だが、「業者やブローカー」のようにしか思えなかった。

 この会員の頻繁な利用は続いた。JAFが調べると、2013年2月からの5年間で計816回。全国に1918万人(18年3月時点)いる会員の年間の平均利用回数は約0.1回。この会員の利用頻度は1千倍超になる。他にも多数回の利用がある会員が複数見つかった。

 なぜそんなに多いのか…

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