宿泊者86%回復、宮崎「シーガイア」決算

大野博
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 シーガイアを運営するフェニックスリゾート(宮崎市)は26日、2022年3月期の通期決算を発表した。売上高はコロナ禍で大きく落ち込んだ前期に比べ37%増の82・9億円。当期純損益は4・1億円の赤字で、赤字幅が24・1億円に及んだ前期より大幅に改善した。赤字決算は6期連続で、今期は100億円を超える売上高と黒字転換をめざすという。

 高級ホテル「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」など宿泊3施設の宿泊者数は30・8万人。前期の22・4万人を大きく上回り、コロナの影響がわずかだった20年3月期(35・9万人)と比べても86%の水準まで回復した。

 宿泊者の住所のエリア別割合は、九州・沖縄が53%、関東が26%、近畿は11%。宿泊者数は前期に比べ九州・沖縄が4割弱増え、関東は6割増、近畿は2割増。九州・沖縄は20年3月期の数字を9%上回っており、関東でも83%、近畿は95%の水準に戻るなど、それぞれ「V字回復」に近い数字となっている。

 宿泊施設と並ぶ事業の柱であるゴルフ場2施設の利用者数は直近の3年間、9・2万人→7・5万人→9・4万人と推移しているという。

 片桐孝一社長は「関東や近畿など広域のお客様に向けたプロモーション活動も功を奏し、多くの方が海外に行けない中、海外リゾートの代替地としてシーガイアを選んでいただけたと感じている」と話した。(大野博)