フェイスブック(FB)を運営する米メタは26日、プライバシーポリシーや利用規約を7月に改定すると発表した。利用者のどんなデータを集め、どう使っているかなど、よりわかりやすく説明するとしている。消費者のプライバシーに対する意識が高まり、欧米で規制強化の動きが広がるなか、米IT大手が対応を迫られている。
新たなプライバシーポリシーでは、メタが第三者の事業者にどのようなデータを共有しているかなどについて、詳細な説明を加えるとしている。「プライバシーセンター」というサイトでは、イラストや動画を使った説明を増やすほか、FBや写真投稿アプリ「インスタグラム」などで自分が見たい広告を管理する新たな機能も加えた。
メタでプライバシー分野を担当するロブ・シャーマン氏は、従来のプライバシーポリシーについて「難しすぎて完全に理解できないものだった。今回の改定でより理解しやすいものにした」と話した。
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