「谷川浩司十七世名人」 最初の署名は、偉大な先人ゆかりの倉敷で?

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聞き手・佐藤圭司
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 谷川浩司九段(60)が現役のまま、「十七世名人」を名乗ると日本将棋連盟が発表した5月26日夕。名人戦の主催紙のためにと、谷川九段が電話インタビューに応じてくれた。主なやりとりは、以下のとおり。

 ――日本将棋連盟から十七世名人襲位推薦の連絡が来た時は、どう思われましたでしょうか?

 「私自身、名人5期という本当にギリギリの永世名人でしたので、そういう意味では、(将棋連盟が公表した)コメントに書いた『身の引き締まる思い』と同時に、30代でもう少し実績を積みたかったな、ということも改めて感じてはいますね」

 ――日本将棋連盟からの打診は、いつごろ?

 「誕生日(4月6日)を迎える前後だったですかね。5月の理事会のタイミングで、ということで、この時期(5月23日付)になった、というふうに理解しています。その翌日に、正式に決まりましたと(連絡がありました)。とても名誉なことですし、ありがたいことです」

 ――喜んでおられるファンの方に、ひとことお願いします。

 「ファンの方に喜んでいただけるのはうれしいことですけど、ただ、その半面、特に、この10年間っていうのは、なかなか思うような成績が残せていない中で、十七世名人を名乗るということは、それだけ責任も感じています。この後、何年、現役で戦うかどうか、分かりませんけれども。コメントにも書きましたように、いま、とても将棋界、将棋が面白い時代に入っていますので、それに、少しでも貢献できるように、ということは一層感じています」

将棋のおもしろさ、難しさ、奥深さ…

 ――「将棋が面白い時代に入っています」と、おっしゃってくださったんですけど、もう少しだけ、言葉を足していただくとしたら……。

 「プロ的に見ると、序盤戦術…

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