第7回87歳「ラジオ界のレジェンド」浜村淳さん 「アドリブ」支える源は

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聞き手・藤えりか
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 「司会」「解説」という仕事は、あらゆるテーマやゲストに対応するための「引き出し」をいかに多く持つかが問われます。その最たる職業の一つ、「ラジオパーソナリティー」として、関西を拠点に生放送番組を半世紀近く続ける浜村淳さん(87)。長く続けるひけつとは――。

 ――日曜を除く毎朝、MBSラジオ「ありがとう浜村淳です」を1974年から続けてこられました。ラジオ界のレジェンドと言われて久しいですね。

 レジェンドって言われたら、お化けと一緒で(笑)、どれだけ長いことやってんのかと思われそうですが、初めは2年の約束やったんですよ。2年経って、そろそろ代わってくれますか言うたら、だぁれも代わってくれる人いないんです。

 朝早く起きて放送局へ出かけて行って、何時間もしゃべるって、みんな嫌がりますよ。

 ――先日放送されたNHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」でラジオパーソナリティー磯村吟さんを演じた際、生放送で安子さん役が生放送で進行そっちのけで突然の告白をして、磯村さん役がスタジオで慌てるという場面がありました。実際の浜村さんならきっとうまくさばかれますよね。

 ラジオの番組は、アドリブなんですよ。新聞や雑誌の記事、文学作品の著述をベースにしまして、話をどんどんどんどんアドリブで膨らませていくんです。

 当たり前ですが、「カムカム…

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