明治用水頭首工の復旧、有識者が協議へ 農水省が検討委を設置

前川浩之
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 愛知県豊田市の取水施設「明治用水頭首工(とうしゅこう)」で大規模な漏水が起きた問題で、農林水産省は27日、河川工学などの有識者6人による「復旧対策検討委員会」を設けると発表した。原因究明と復旧対策を話し合い、頭首工の機能を漏水発生前に戻すための工法などを検討してもらうという。

【動画】明治用水頭首工で大規模な漏水が発生した=山下寛久撮影

 検討委は名古屋市の東海農政局に設置する。6月2日に初会合を開く予定で、委員らは現地調査もする。農水省によると、供給する工業用水と農業用水を漏水前の水準に戻すことを「復旧」と位置づけており、具体的な方法などを検討してもらうという。

 金子原二郎農水相は27日の閣議後会見で、「(専門家を推薦した)国土交通省と連携しつつ、原因究明および復旧対策を迅速に行う」と話した。前川浩之